まいにち、3時とか4時とかまで眠れない。いつもなら朝方眠りについてそのまま、おやつの時間くらいまで眠りこける。今日は5時間くらいの睡眠時間でなんとか起こしてもらって、昼寝もしなかった、これなら今日の夜は眠れるぞ、と思っても結局この時間まで眠れない。

 

受験勉強を始めた。勉強自体はそんなに苦痛じゃないけど、でかすぎる焦りや、生まれ持ったくるしさ、志望校と今の学力とのとてつもないギャップ、生活リズムの乱れ、居場所のなさ、が、あたしの首をしめる。あたし、高校すら行けないのに。

当たり前なのかもしれないけど、わたしの苦しみを認識した上で、受験を応援してくれる人はいなかった。ちゃんと勉強を始める前から幾度となく「うつ病 受験」で検索したけど、受験鬱の体験談しか出てこなくて、もともと死にたいような人が大学受験を乗り越えた例は、ひとつも見つけらんなかった。あたし論外?ってからから笑ってみる。

父方のおばあちゃんが、ずっと受験頑張ってね、と声をかけてくれて、絶対に大学は行かなきゃだめよ、と言い聞かされてきて、それは、てか全部、世間体のためだけなんだーッて思ったらウケちゃった。あたしお笑い大好きなのに、おもしろくないことばっかで笑ってる。

週1回の塾すら、もう2回も休んでる。今日は絶対行かなきゃ、絶対行かなきゃ。塾の先生に、「文系だったら別に、就活のときに何を学んだかとか問われませんよ」と言われた。ちがうって、わたしは住みたい街と学びたい学問があるって、言えなかった。伝わらないと思った。でも当たり前だ、実際全く勉強できていないから

 

いまの街が、本当に本当に本当にくるしい。あたし苦しい。家も、苦しい。学校も苦しい塾も苦しい。バイトも苦しかったからやめた。ぜんぶ苦しかったからぜんぶやめた。あたし、何も頑張れなかった。友だちが死ぬ夢をみた。毎日丁寧にトリートメントしても、学校にいけない。インターホンが鳴っても電話が鳴っても出られない。外がこわい。電車がこわい。人がこわい。人と話したい。大学に行きたい。この街から出たい。ぜんぶ許されたい。何もしたくない。勉強したい。死にたい。あたしずっとこう、生まれてこなきゃよかった。心配されたい。負担をかけたくない。好きな街に住みたい。澄んだ川が流れる街に住みたい。母方の祖父母が眠る街に住みたい。父方の家系と別れたい。仲のいい家族をやってみたい。お馬鹿で可愛い末っ子でありたい。人が生きている街に住みたい。自然がある街に住みたい。3日間くらい眠っていたい。もういいや、と思ったら、もう目覚めたくない。お母さんに申し訳なさすぎるし、わたしの存在なかったことにしたい。不登校になる前からやりなおしたい。お母さんに幸せになって欲しかった。苦しい、