たしかなひかり

かすかな光

書けた、けど

なんとか書き上げて編入試験の願書を提出して、その後入ったお店のトイレで吐いた。便器に向かって頭を垂れて、久しぶりに吐いたなあとぼんやり思った。少しずつ、どうでもよくなる。

一度目の高校受験のときは、中学の先生がいた。でも今わたしはいかれたニートだから、まわりには誰もいない。失ったものたちがわたしを笑ってる。勉強しなくてはならないのに、シャーペンを握っただけで涙が溢れる。試験まであと10日を切ってる。大学受験の準備をしているはずだった今、わたしは高校受験の内容がわからない。ほんとうに死にたくてたまらなかった頃よりはましだと思っていたけど、ただ心が死んじゃっただけだった。なにも感じなくなって、最近あんまり何にも心を動かされない。逃げ場が生活圏内にある人が憎い。あたしは決死の思いで逃げながら、帰りのバスを確保しなくちゃいけない。どれだけわたしが辛くても他の人からみたわたしは辛くないからわたしは辛くなくて、守られた家に帰らなきゃいけない。ほらやっぱり、分かってくれない!だれも助けてくれない!ハローブラックデイズだよ国ちゃん、どうしてくれるの。あたしはもう疲れちゃった